LD学習障害やADHAではないかと思われる子どもの勉強をどうサポートして良いか、悩みながら、LDやADHDについて調べた結果、自分なりの結論にたどり着きました。
勉強のサポートは、LDやADHDかどうかに関係ない。
子どもを丁寧に見守り、困りごとや悩みを見つけたら、解決を支援する。
という結論です。
負の数が理解できずに困っていたら正負の理解をサポートする。
文字を読むことに困難を感じていたら、どういう支援ができるか考え実行する
図形の応用問題で悩んでいたら、一緒に悩みながら解決を目指す。
衝動を抑えられずに悩んでいたら、一緒に悩みながら解決を目指す。
子どもが抱える悩みが学問のことであっても、読む・書く・計算するといったスキルであっても、悩みや困難の解決の支援をするのは同じだという結論に達しました。
子どもに聞かれた問題を自分も解けないことがあるのと同じように、支援しても解決しないことはあります。
それでも、子どもの悩みや困難を見つけ、理解し、解決を模索する。
これしか、自分にできることは無い思っています。
LD、ADHDを知ることも大切
努力や勉強不足が原因ではなく、計算する時は指が必要だったり、文字の大きさを揃えて書くことが難しかったりする子どもがいることを知っておく。
こういうLDの基礎知識を知っていれば、指を使って計算するする子どもに、指なしで計算するように練習させることは、メガネが無いと教科書の文字が読めない子どもに、メガネを外して読むように指示するのと同じことなんだと理解できます。
判りやすく、きちんと教えるために、各教科の理解を深めるように、
LDやADHDの基礎的な理解を深めることも頑張ろうと思っています。
担当する教科が増えただけだと考えています。
正解があるとは限らない難しい教科ですが、LD, ADHDについても勉強して理解を深めようと思っています。
特別扱いしない
LD、ADHD、グレーゾーンの子どもも特別扱いする必要は無いと思っています。
アレルギーのある子ども、まったく泳げず水を怖がる子ども、音程がとれない子ども、いろいろな個性があります。
他の子どもたち同じことができない子どもへの対処と同じだと思っています。