Google、軍事利用をやめる

Goolgeがアメリカ国防省との契約を更新しないことに決めたそうです

米軍が全世界で飛ばしている軍事ドローンからの映像をAIで解析して目標を見つけることが目的のプロジェクト、Project MavenにGoogleが参加しています

Googleと国防省の今の契約が終わる2019年には、Googleは契約更新をしないことにしたそうです

世界各地のドローンから24時間流れ込んでくる何百万時間にもおよぶ膨大な映像を、人間が目で見て監視しています。

Project Mavenは、映像をAIで解析することを目的として2017年4月始まりました。当初は38種類の軍事目標の識別から始めたそうですが、今は個人を特定して人間の追跡も可能になっているそうです。

Googleの技術軍事利用することに反発したGoogle社員が退社したり、4000人の社員が軍事利用反対の署名をしたり、社内からの反発が激しいことに加えて、社会からの反発も大きく、国防省との契約は、Googleにとってのメリットよりディメリットのほうがが大きいと判断したようです

はっきりと自分の意見を言うGoogleの社員の皆さんは立派です。
軍事利用の良し悪しは別にして、会社の決めたことが、自分が大切に思っている事と相反した時に、自分がどういう行動をとるかを考えたら、Googleの社員の皆さんが立派に見えました。