教員の方と雑談していたら、教員のブラックな労働環境に愕然としました。
残業手当出さない、休日出勤手当も異常に定額、帰れない、休めないという悲惨な状態です。
ほんとうの話か?と疑ってしまうような話ですが、以下のような現実があるそうです。
- 残業手当が無い
校長とかの管理職だけでなく、平教員でも残業手当なしです。 - 勤務時間は拘束されている
1分でも早く帰ると、𠮟責される
教員が早く帰らないように監視するカメラを設置していた高校がある - 休日出勤手当は1日3000円
部活などで土日出勤すると半日1500円
1日3000円の手当がでるが、それ以外の手当は何もない - 修学旅行は1日800円
修学旅行期間中の手当は1日あたり800円(時給じゃありません。1日です)
もちろん、修学旅行期間には、土日もあります。 - 土日の通勤費用は自腹
バスは定期券より、PASMOで都度支払いのほうが定期より安いので、
平日分のPASMO料金だけ支給される。
バス通勤の定期券が支給されないので、土日は自腹になる - 休めない
科目によっては、1校に1名しか担当教員がいない。
そのため、年休をとると、授業が休講になる。
休講にするとアチコチからクレームが来るので、病気でもしないと、年休が取れない。 - 全ては校長が決める
職員会議に決定権はない。
職員会議は、賛否の投票や集計をしてもいけない。報告するだけ。 - 給与は校長次第
職員全員から一定額を徴収して、校長の裁量で、各教員に配分する
校長の裁量によっては、徴収されるだけで、配分ゼロもある。
先生がかわいそう。
だけど、こんな環境酷い環境を改善できるような優秀な人材が集まるような待遇だとは思えないので、このような状況は続くんだろと思います。
やがて教育は崩壊しちゃうんじゃないかと心配になります。
なお、これは東京都の教員の話です。