今年インフル予防接種は外れ

2016/2017冬シーズンのインフルエンザ予防接種は、あまり効果はなさそうです。

以下の4種類の型が2016/2017冬シーズンに流行すると予想して、インフルエンザワクチンが製造されました(国立感染症研究の発表)。

  • Aカリフォルニア型/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
  • A香港型 /4801/2014(X-263)(H3N2)
  • Bプーケット型/3073/2013(山形系統)
  • Bテキサス型/2/2013(ビクトリア系統)

実際に流行しているのは、A香港型(H3)が主流です(厚生労働省の発表)。

ワクチンにはH3N3のワクチンも含まれており、効果がありそうですが、実際に流行しているA香港型の8割には効果が無いそうです(厚生省のデータ)。

効かない理由としては、(厚生省のWEB)に以下の記述があります。

分離株の8割以上がA/⾹港/4801/2014鶏卵株および国内ワクチン製造株であるA/⾹港/4801/2014(X-263)に対する抗⾎清との反応性低下が認められ、ワクチン抗原と野外流⾏株の抗原性相違が推定される。
これは鶏卵での増殖能獲得過程で鶏卵馴化に伴い元株からの抗原性変化が⽣じたことに起因している。

A香港のウイルスを鳥の卵に入れてワクチンを作ったものの、卵の中でウイルスが変異してしまったのでことが原因ということのようです。

流行する型の予想は当たったものの、ワクチン作りに失敗していたという残念な話です。