イミダゾール

疲れない体づくりには、イミダゾールが良いらしい

効果が期待できる摂取量

イミダゾールで疲労抑制効果がでるのは、ペプチドを1日に200mg摂取という先生1日1500mgで臨床試験した日本補完代替医療学会誌の記事があります。

イミダゾールジペプチド 毎日400mgを 継続摂取して2週間以上で疲労感の有意な低下がみられたという消費者庁の点検表もあります。200mgだと3週間以上かかるようです。

モモ肉50gでも、イミダゾール200mgが摂取できます。
1500mgを鳥の胸肉からだけで摂取するなら100g以上を食べる必要があります。

鳥の胸肉を100gにイミダゾールは1g以上

徳島県立工業技術センターの調査結果山口県 農林水産部 農業振興課の調査結果を表にしました。

 鳥の胸肉には、アンセリンが、700mg/100g、カルノシンが、300mg/100g以上、合計1,000mg/100g以上含まれているようです。

鳥の胸肉を100g食べると1g以上のイミダゾールジペプチドを摂取できることになります。

鳥のモモ肉になると、イミダゾールの含有量は半分になっています。

   アンセリン
含有量(mg/100g)
 カルノシン
含有量(mg/100g)
 合計
(イミダゾール
含有量)

胸肉
やまぐち黒鶏ムネ肉 12週間肥育1,0263051,331
やまぐち黒鶏ムネ肉 15週間肥育1,230 3051,546
やまぐち黒鶏ムネ肉 17週間肥育1,2003161,665
ブロイラームネ肉
7週間肥育
 749 3341,083
ブロイラームネ肉
14週間肥育
 929 3841,313
ブロイラームネ肉1,153347 1,500
阿波尾鶏ムネ肉1,333409 1,742

モモ肉 
ブロイラーモモ肉357130487
阿波尾鶏モモ肉460116576
鶏肉部位不定30671377
牛肉部位不定61110171
  カツオ309~
893
26 ~
63
335~
956

この表には、高知県工業技術センターの分析長野県工業技術総合センターの分析などからの数値も使っています

過剰摂取

カルノシンの過剰摂取には危険もあるようですが、普通の状況では心配なさそうです。

カルノシンののマウスにおける 50%致死用量 (LD50) は経口投与で14.93 g/kg 以上,腹腔内投与で 9.087 g/kgだという消費者庁の安全性評価シートがあります。

体重40kgの人で600gのカルノシンに相当します。
カルノシン500mg入のカプセルを1200錠飲むと50%致死用量になります。
鶏の胸肉60Kgに含まれている量が600g程度です。

サプリを100錠いっきに飲んだり、肉を数kgいっきに食べても、50%致死用量10分の1にしかなりません。